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セーフモードや前回正常起動時の構成の回復でも起動できない場合は、回復コンソールを使う。
回復コンソールを使うには、
WindowsXPのインストールCDからシステムを起動し、「セットアップの開始」画面で「R」キーを押すと回復コンソールになる。
以下のようなエラーでシステムが起動できない場合は、回復コンソールを使う。
(1) レジストリハイブファイルが壊れている
次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした:
\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM (SYSTEM以外に、SOFTWARE、SAM、SECURITY、DEFAULT等の場合もある)
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【回復方法】
レジストリハイブファイルは、「C:\Windows\repair」にバックアップされている。
回復コンソールを使い、ハイブファイルを置き換える。
>cd system32\config
>ren system system.bak
>copy c:\windows\repair\system
>exit
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その後、システムを再起動する。
ただ、、repairフォルダにあるハイプファイルは、WindowsXPのセットアップ時に作成されたものである。
そのため、WindowsXPのセットアップ後に変更した情報はなくなってしまう。
回復コンソールでシステムを起動し、インストールCDの「i386」フォルダから「ntldr」をCドライブのルートにコピーする。
システムパーティション以外のパーティションがアクティブになっている場合にも同じエラーが表示される。
この場合は、起動に必要なファイルをシステムパーティションのルートから現在のアクティブになっているパーティションにコピーする。これで、
WindowsXPの起動が可能になるので、[管理ツール]-[ディスクの管理]でアクティブパーティションを変更する。
起動に必要なファイル
- ntldr
- NTDETECT.COM
- boot.ini
- bootfont.bin
- NTBOOTDD.SYS (ない場合もある)
(3) レジストリハイブファイルが壊れている
「次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windowsを起動できませんでした:C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM(もしくは「SOFTWARE」)」
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【回復方法】
これはレジストリの「SYSTEM」ハイブか「SOFTWARE」ハイブが読み込めない場合。回復コンソールで「WINDOWS\repair」フォルダにバックアップが保存されているので、コピーする。
このバックアップは更新頻度があまり高くないので、復元後にソフトウェアやデバイスドライバのインストールが必要になる場合がある。
(4) Windowsフォルダの位置を見つけられない
「次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windowsを起動できませんでした:<Windows
root>\SYSTEM32\hal.dll上記のファイルをインストールし直してください。」
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【回復方法】
この場合は、boot.iniで指定されているWindowsフォルダか、ARCパス名が間違っている。回復コンソールで「bootcfg」コマンドを実行することで、boot.ini
再構成する。
スキャンの結果が表示され、「インストールをブート一覧に追加しますか?」というメッセージが来るので、「Yes」と入力する。次に「読み込み識別子を入力してください」、「読み込みオプションを入力してください」というメッセージが出るので、それぞれ「WindowsXP」、「/fastdetect」と入力する。
Windowsフォルダが削除されている場合にも同じエラーメッセージが出るが、この場合はWindowsの再インストールする。
(5) boot.iniで指定されたデバイスが見つからない
コンピュータディスクハードウェア構成の問題のため、Windowsを起動できませんでした。・・・
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【回復方法】
これは、boot.iniで指定されたARCパス名に該当するデバイスが見つからない場合に表示される。この場合も「bootcfg」コマンドの実行で修復可能。
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